外壁塗装は冬でもできる?|気を付けたい注意点

2023.12.28

岐阜県にて外壁塗装・屋根塗装を行っております、和田塗装です。

外壁塗装は屋外での作業なので、冬場でもできるのか、疑問に思ったことはありませんか?
ぎりぎりでも年内・年度内に外壁をきれいにしておきたい方にとっては、気になるところですね。
万一施工不良が起こったら、と不安になりますが、条件さえそろえば冬の施工でも問題ありません。

今回は冬の外壁塗装と、冬だからこそ気を付けたい注意点についてご紹介いたします。
冬の外壁塗装を計画されておりましたら、ぜひ参考にしてみてください。

■ 外壁塗装は冬でもOK

以下の条件がそろえば、外壁塗装は冬でも行えます。

【外壁塗装が行える条件】
・気温5℃以上
・湿度85%以下
・雨、雪が降っていない

これらの条件があてはまれば塗料が乾燥・硬化するため、冬だから、と施工不良が起きることはありません。
冬に計画している方がいましたら、安心していただければと思います。
ただ、雨や雪が降ると塗料が流れてしまうため、その際は中断するほか、積雪によって工事そのものができない地域もあります。

■ 冬に行うメリット

冬の施工は、ほかの季節にはないメリットもあります。

・閑散期なので、スケジュールを抑えやすい

冬は外壁塗装の閑散期にあたります。
春・秋は繁忙期なので、数か月待たされることもありますが、冬はすぐに職人のスケジュールを抑えられるでしょう。
こちらのスケジュールも立てやすいです。
腕のいい職人の都合がつきやすいため、繁忙期に慌てて施工するよりも、きれいに仕上がる可能性があります。

・割り引いてくれることも

閑散期のため、塗装屋さんが工事費を割り引いてくれることもあります。
予算の範囲で高機能な塗料を選べるかもしれません。
大幅な値下げは、良くない業者である可能性があるため、念のために相見積もりを取るようにしましょう。

・場所によっては晴れ間が続く

とくに東北以南の太平洋側は、冬だとからっとした晴れ間が続きます。
塗装にとっては好条件で、雨や雪による中断が少なくなるでしょう。
乾燥した空気も、塗料の乾きを助けてくれます。

■ 冬に行うデメリット

冬だからこそのデメリットもあります。

・工期が長い

条件がそろえば塗装できるとはいえ、冬場は1日の作業時間が限られます。
理由のひとつは日照時間の短さです。
冬は太陽が昇っている時間が少ないため、ほかの季節に比べると作業時間が短くなります。夜間に作業を行うと、塗装の確認が難しく、ムラなどができるため、普通の業者は暗くなったら作業を切り上げるでしょう。
また、朝は外壁が夜露で濡れているほか、気温が5℃以下のことも多いため、暖まって乾くまで待機することになります。
通常よりも開始時間が遅くなるのも、工期が長くなる要因のひとつです。

・雪、霜で中断することも

冬は雪・霜によって中断することもあります。
寒波によって雪が続いたり、寒い日が続いたりすると、工事が長引くでしょう。
あまりに寒いと塗料の伸びが悪く、水性塗料の場合は希釈に使う水が凍るため、うまくくっつかなくなります。

・一時的に暖房器具を使えなくなる

冬場は暖房器具が手放せませんが、ものによっては一時的に使えないこともあります。
たとえばエアコンの場合は、外に出ている配管・室外機を取り外して塗装しないといけません。
ほかにも、窓を養生するため換気が難しくなり、換気の必要なガスファンヒーター、石油ストーブを使用し続けると、一酸化炭素中毒のリスクもあるでしょう。

■ 冬でも問題なく塗装してもらうには

冬に外壁塗装する場合は、以下のポイントに注意して依頼しましょう。

・実績のある業者に依頼する

外壁塗装は気温・湿度の条件を守らないと施工不良につながります。
そのため、実績のある業者に任せるようにしましょう。
良くない業者の場合は、完成を急ごうと悪条件下でも作業を続けるほか、タイトなスケジュールで動こうとするため、施工不良になりやすいです。

・油性塗料を使用する

現在、住宅の外壁塗装で使われている塗料の多くは水性ですが、油性のほうが水性より乾きやすいです。
塗料は、使用する希釈剤が水か有機溶剤かの違いで、水性・油性に分かれます。
油性の有機溶剤は揮発性が高く、水性塗料よりも早く乾くほか、仕上がりもやや頑丈になります。
工期が長引きやすい冬場に力を発揮するでしょう。
ただ、ニオイが強いため、住宅が密集している場所だと近隣に迷惑がかかることも考えられます。

・換気について相談する

冬に窓を開けることは少ないですが、換気の相談はしておきましょう。
事前に話を合わせておくと、工程によっては窓を開けることも可能です。
また、換気扇もカバーをかけなければ、問題なく作動できます。ときおりつけておきましょう。

・換気の必要がない暖房器具を使用する

一酸化炭素中毒が心配なときは、換気の必要がない暖房器具を使うといいでしょう。
オイルヒーター、こたつ、電気毛布、ホットカーペット、電気ストーブが該当します。
常にお家にいる必要はないため、施工中に出かけて暖かい場所で過ごすのもおすすめです。

■ 岐阜県での外壁塗装は和田塗装まで!

和田塗装は、岐阜市を拠点に外壁塗装・屋根塗装を承っております。
国家資格「一級塗装技能士」を持った職人が工事を担当いたしますので、冬の施工も安心してお任せいただけます。
お見積り・現地調査は無料です。
外壁に剥がれ・ひび割れを見かけましたら、塗装の必要なタイミング。
お気軽にお問い合わせください。

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電話番号:080-1599-1626

■ まとめ

冬場の外壁塗装は、気候条件さえ守れば実施可能です。
ただ、作業時間が限られるほか、乾く時間が伸びるため、工期は2~3日長くなるでしょう。
換気など気を付けたほうがいい点もあるため、業者とは事前に話合っておきましょう。

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